ChatGPT Plusを使っている人、毎月の請求額をちゃんと確認していますか? 実は、契約した時期やアカウントの設定によってドル建て(USD)で請求されている場合があり、円安が進むとその分だけ余計にお金を払っていることになります。
Xでも「ChatGPTサブスクがドル建てで、円安で損をしていたみたい…再登録したら円建てにできた」という投稿が36いいね・5RTと注目を集めていました。この記事では、2026年2月現在の情報をもとに、ChatGPT Plusの課金通貨を確認し、円建てに変更する方法を解説します。
ドル建てと円建てで、どれくらい差が出る?
まず、どれくらい損をしている可能性があるのか見てみましょう。
2026年2月現在、ChatGPT Plusの月額料金は20ドル(USD)です。これがドル建てで請求されている場合、為替レートによって日本円での実際の支払い額が変動します。
ざっくり計算してみると:
1ドル = 150円の場合:20ドル × 150円 = 3,000円
1ドル = 155円の場合:20ドル × 155円 = 3,100円
1ドル = 160円の場合:20ドル × 160円 = 3,200円
一方、円建て(JPY)で契約した場合、OpenAIの公式価格ページによると、日本での価格は月額3,000円(税込)に固定されています(2026年2月現在)。
つまり、円安が1ドル=150円を超えている時期にドル建てで払い続けていると、毎月100〜200円以上余計に払っている計算になります。さらにクレジットカード会社の海外取引手数料(通常1.6〜2.2%)も上乗せされるので、実際の差はもっと大きくなります。
年間で考えると1,200〜3,000円以上の差。これは地味に痛いですよね。
自分の課金がドル建てか円建てか確認する方法
まずは自分の課金通貨を確認しましょう。確認方法はかんたんです。
方法1:クレジットカードの明細を確認する
一番確実な方法です。クレジットカードの利用明細を確認して、ChatGPTの請求が「USD」や「.00」と表示されていたらドル建てです。「JPY」や「¥3,000」なら円建てです。
カード会社のアプリやWebサイトで「OPENAI」で検索すると見つかります。
方法2:ChatGPTの設定画面で確認する
1. ChatGPTにログイン
2. 左下のアカウント名をクリック
3. 「設定」→「サブスクリプション」を開く
4. 「プランを管理する」をクリック
5. 請求情報に表示されている通貨を確認
ここで「/month」と表示されていたらドル建て、「¥3,000/月」なら円建てです。
ドル建てから円建てに変更する手順
残念ながら、2026年2月現在、課金通貨だけを切り替えるボタンは存在しません。通貨を変更するには、一度解約してから円建てで再登録する必要があります。
ステップ1:現在のサブスクリプションを解約する
1. ChatGPTにログイン
2. 「設定」→「サブスクリプション」→「プランを管理する」
3. 「サブスクリプションをキャンセル」をクリック
4. 確認画面で「キャンセルを確認」をクリック
解約しても、現在の請求期間の終了日まではPlus機能を使い続けられます。途中で使えなくなることはないので安心してください。OpenAIのヘルプセンターにも「キャンセル後も期間終了まで利用可能」と明記されています。
ステップ2:請求期間が終了するまで待つ
解約後、現在の請求期間が終了するまで待ちます。期間が終了すると、アカウントは無料プランに戻ります。
ステップ3:円建てで再登録する
無料プランに戻ったら、再度Plusプランに登録します。
1. ChatGPTにログイン
2. 「ChatGPT Plusにアップグレード」をクリック
3. 支払い情報の入力画面で通貨が「JPY」になっていることを確認
4. 日本発行のクレジットカードを登録
5. 「申し込む」をクリック
注意:通貨がJPYにならない場合
OpenAIは、アカウントの地域設定やIPアドレスに基づいて通貨を決定しています。もし再登録時にUSDが表示される場合は、以下を確認してください。
VPNを使っていないか確認:VPNで海外のサーバーに接続していると、その国の通貨が適用される場合があります。VPNをオフにして日本のIPアドレスでアクセスしましょう。
ブラウザのキャッシュをクリア:古い設定がキャッシュに残っている可能性があります。ブラウザのキャッシュとCookieをクリアしてから再度アクセスしてみてください。
Apple経由(App Store)の課金について
iPhoneのChatGPTアプリからApp Store経由でサブスクリプションを申し込んだ場合、請求はApple経由になります。この場合、通貨は自動的に日本円(JPY)になり、ドル建ての心配はありません。
ただし、App Store経由の場合はAppleの手数料が上乗せされるため、価格が割高になることがあります。2026年2月現在、App Store経由のChatGPT Plus は月額3,200円です。Webから直接契約した方が月額3,000円で200円お得です。
App Store経由のサブスクリプションを管理するには、iPhoneの「設定」→ 自分の名前 → 「サブスクリプション」から確認・変更できます。
FAQ
Q. 解約して再登録したら、チャット履歴は消えますか?
いいえ、消えません。チャット履歴はアカウントに紐づいているので、同じアカウントで再登録すれば履歴はそのまま残ります。GPTsやカスタム指示も保持されます。
Q. ChatGPT Teamやエンタープライズプランも同じ方法でできますか?
Team やEnterpriseプランは企業向けのため、請求通貨の変更はOpenAIの営業チームに直接連絡する必要があります。個人向けのPlusプランとは手続きが異なりますのでご注意ください。
Q. 円建てに変更したら、円高になった時に損しませんか?
円建ての場合、毎月の支払いが固定額(3,000円)になるので、為替変動の影響を受けません。円高になっても円安になっても同じ金額です。「円高で損する」ことはありませんが、「円高の恩恵を受けられない」とも言えます。ただし、為替を毎月気にするストレスがなくなるメリットの方が大きいでしょう。
Q. デビットカードやプリペイドカードでも円建てにできますか?
日本で発行されたVisa / Mastercard のデビットカードやプリペイドカードであれば、基本的に円建てで請求されます。ただし、一部のカードでは海外取引扱いになる場合もあるので、利用明細で確認することをおすすめします。
Q. 再登録時にPlus枠が埋まっていて登録できない可能性はある?
2024年頃はPlusプランに人数制限がありウェイトリストが存在しましたが、2026年2月現在では制限は撤廃されています。再登録できなかったという報告は見当たりません。
参考文献
- ChatGPT Pricing — OpenAI
- OpenAI Help Center — OpenAI
- サブスクリプションを確認・変更・解約する — Apple サポート



