ChatGPTを使っていて、「あれ?回答が途中で止まった……」って経験、ありませんか?長い文章を生成しているときに突然プツッと切れて、中途半端なところで終わってしまうアレです。実はこれ、ChatGPTの仕様上どうしても起きることなんですが、ちゃんと対処法があります。この記事では、途中で切れた回答を再開する方法と、そもそも切れにくくするコツを紹介します。
なぜChatGPTの回答は途中で切れるの?
まず「なんで切れるの?」という疑問にお答えします。ChatGPTには、1回の応答で出力できるトークン数(文字数のようなもの)に上限があります。これはOpenAIのシステム上の制限で、モデルによって異なりますが、だいたい4,000〜16,000トークン程度が上限です。
日本語の場合、1文字あたり1〜3トークン消費するので、英語よりも早く上限に達しやすいのが厄介なところ。つまり、長い文章を書かせると、日本語ユーザーは特に途中で切れやすいんです。
また、ネットワークの不安定さやサーバー側の負荷によっても切れることがあります。特にアクセスが集中する時間帯(日本だと夜21時〜24時頃)は発生しやすい傾向にあります。
途中で切れた回答を「続けて」で再開する方法
回答が途中で切れてしまった場合の対処法はとてもシンプルです。以下のステップで続きを生成できます。
ステップ1:回答が途中で止まったことを確認する。文章が不自然なところで終わっていたり、コードブロックが閉じていなかったりすれば、途中で切れています。
ステップ2:同じチャット画面で「続けて」と入力して送信します。英語なら「Continue」でもOKです。
ステップ3:ChatGPTが切れた部分から続きを生成してくれます。ほとんどの場合、直前の文脈を理解して、途切れた箇所からスムーズに再開してくれます。
ただし注意点があります。「続けて」で再開した場合、まれに内容が少し重複したり、前の文脈と微妙にズレることがあります。生成された続きは必ず目を通して、おかしな部分がないか確認しましょう。
また、「続けて」以外にも以下のようなプロンプトが使えます。
- 「途中で切れたので続きをお願いします」
- 「先ほどの回答の続きを書いてください」
- 「Continue from where you stopped」
そもそも回答が切れにくくするコツ
毎回「続けて」と打つのは面倒ですよね。そこで、最初から回答が切れにくくなるようなプロンプトの書き方を覚えておきましょう。
コツ1:質問を分割する
1つのプロンプトに全部盛り込むのではなく、聞きたいことを2〜3回に分けて質問しましょう。「まず概要を教えて」→「次に詳細を教えて」のように段階的に聞くと、1回あたりの出力量が減って切れにくくなります。
コツ2:出力形式を指定する
「箇条書きで簡潔にまとめて」「500文字以内で説明して」のように、出力のボリュームを制限するプロンプトを使うと効果的です。長い文章を求めるほど切れやすくなるので、コンパクトな出力を心がけましょう。
コツ3:「途中で切れたら自動で続けて」と前置きする
プロンプトの最初に「もし途中で切れそうになったら、キリの良いところで一旦区切って『続きがあります』と書いてください」と伝えておくと、ChatGPTが自発的に区切りを入れてくれることがあります。100%ではないですが、試す価値はあります。
コツ4:ChatGPT Plusを使う
ChatGPT Plus(月額20ドル)に加入すると、GPT-4oなどの上位モデルが使えます。上位モデルは出力トークンの上限が大きい場合があり、切れにくくなることがあります。
コツ5:ブラウザ版ではなくAPIを使う
技術に詳しい方向けですが、OpenAI APIを使えば、max_tokensパラメータで出力トークン数を明示的に指定できます。ブラウザ版よりも柔軟にコントロールできるので、長文生成が多い方にはおすすめです。
「Continue generating」ボタンについて
実は、ChatGPTのWeb版には回答が途中で切れたときに自動で「Continue generating(続きを生成)」ボタンが表示されることがあります。このボタンが出た場合は、クリックするだけで続きが生成されるのでとても便利です。
ただし、このボタンが表示されないケースもあります。その場合はやはり手動で「続けて」と入力する必要があります。ボタンが出ない原因としては、ネットワークエラーで切れた場合や、ChatGPT側がトークン上限に達したと認識していない場合などが考えられます。
スマホアプリ版(iOS / Android)でも同様に「続けて」で再開できます。アプリ版の方がネットワーク接続が安定していて切れにくいという声もあるので、頻繁に切れる方はアプリ版を試してみてください。
よくある質問(FAQ)
「続けて」と打っても続きが出ないのですが?
まれにChatGPTが文脈を見失ってしまうことがあります。その場合は「先ほどの〇〇についての説明の続きをお願いします」のように、具体的にどの部分の続きが欲しいかを伝えると改善することが多いです。それでもダメなら、新しいチャットを開始して最初から質問し直すのが確実です。
途中で切れた回答をコピーしていなかった場合、後から見れますか?
はい。ChatGPTのチャット履歴は自動で保存されているので、左側のサイドバーから過去のチャットを開けば、途中で切れた回答もそのまま残っています。ただし、チャット履歴の保存をオフにしている場合は残りません。
GPT-4とGPT-3.5で切れやすさは違いますか?
はい、違います。GPT-4の方が出力トークンの上限が大きいため、一般的にはGPT-3.5よりも切れにくいです。ただし、GPT-4でも非常に長い出力を求めた場合は途中で切れることがあります。モデルの違いというよりも、質問の仕方の方が影響は大きいです。
コードの生成中に切れた場合はどうすればいいですか?
コードが途中で切れた場合も「続けて」で再開できますが、コードブロックの整合性が崩れることがあります。おすすめは「先ほどのコードの続きを、関数〇〇から書いてください」のように、具体的にどこから再開してほしいかを指定することです。
参考文献
- ChatGPT General FAQ — OpenAI Help Center
- Rate limits - OpenAI API — OpenAI Platform
- ChatGPT Pricing — OpenAI



