Claude Projectsってなに?
Claude(クロード)の「プロジェクト」機能を知っていますか?PDFやテキストファイルをまとめてアップロードして、その内容を踏まえてAIと会話できる機能です。
ざっくり言うと「AIに予習させてから質問できる」感じ。たとえばこんな使い方ができます:
- 社内マニュアル(PDF)を読み込ませて「新入社員向けにFAQを作って」
- 論文5本を入れて「共通する結論をまとめて」
- 議事録をまとめて入れて「今月の決定事項を一覧にして」
ChatGPTの「GPTs」に近い機能ですが、Claudeのほうが一度に読み込めるテキスト量がかなり多いのが特徴です。
プロジェクトの作り方【3ステップ】
ステップ1: プロジェクトを新規作成
claude.aiにログインし、左サイドバーの「Projects」→「Create Project」をクリック。プロジェクト名と簡単な説明を入力します。
ステップ2: ファイルをアップロード
プロジェクト画面で「Add content」からファイルをアップロードします。対応形式:
- テキストファイル(.txt, .md)
- コード(.py, .js, .ts など)
- CSV
直接テキストを貼り付けることもできます。社内Wikiのページをコピペで追加する、というのもアリです。
ステップ3: プロジェクト内でチャット開始
ファイルを追加したら、プロジェクト内で新しいチャットを始めるだけ。アップロードした資料の内容を踏まえて回答してくれます。
「カスタム指示」を設定すると精度が上がる
プロジェクトには「Custom instructions」(カスタム指示)を設定できます。ここにAIへの前提条件や出力ルールを書いておくと、毎回の質問で繰り返し指示する手間が省けます。
例えば:
- 「回答は日本語で、です・ます調で書いてください」
- 「参照した資料名を必ず明記してください」
- 「回答は200文字以内で簡潔にしてください」
仕事で使う場合は、「社内用語集」をカスタム指示に貼っておくのも効果的です。
ChatGPTのGPTsと何が違う?
| Claude Projects | ChatGPT GPTs | |
|---|---|---|
| 読み込めるテキスト量 | 非常に多い(約50万文字) | やや少ない |
| 設定の手軽さ | ファイルを入れるだけ | GPT Builderで対話式に設定 |
| 共有 | チームメンバーと共有可能 | GPT Storeで公開可能 |
| 料金 | Pro(月$20)以上 | Plus(月$20)以上 |
| 向いてる用途 | 社内資料の分析、リサーチ | 汎用ボット作成、公開配布 |
ざっくり言うと、Claudeは「自分の資料を読み込ませて使う」のが得意で、ChatGPTは「みんなに使ってもらうボットを作る」のが得意です。
おすすめの活用パターン
仕事の資料整理: 過去の報告書やマニュアルをまとめて入れて「〇〇についての過去の対応方針を教えて」と聞く。社内ナレッジベースとして使えます。
勉強・試験対策: 教科書や参考書をPDFで入れて「この範囲の要点を箇条書きにして」「模擬問題を5問作って」と指示。自分だけのAI家庭教師になります。
ブログ・メディア運営: 過去記事をまとめて入れて「まだ書いていないテーマを提案して」「この記事と矛盾する内容がないか確認して」と品質管理に使えます。
FAQ
プロジェクトは無料プランでも使えますか?
プロジェクト機能はClaude Pro(月$20)以上のプランで利用できます。無料プランでは使えません。
アップロードした資料はAIの学習に使われますか?
Anthropic(Claudeの開発元)は、ユーザーがアップロードしたデータをAIの学習に使用しないとプライバシーポリシーで明記しています。業務データでも安心して使えます。
一つのプロジェクトに何ファイルまで入れられる?
ファイル数に厳密な上限はありませんが、合計のテキスト量にコンテキストウィンドウの上限があります。大量のPDFを入れすぎると処理が遅くなることがあるので、関連性の高い資料に絞るのがおすすめです。
参考文献
- Claude公式サイト — Anthropic
- Anthropic Documentation — Anthropic



