Google の AI チャット「Gemini」を使っていたら、いきなり「エラーが発生しました。しばらくしてからもう一度お試しください」と表示されて何もできなくなった――そんな経験はありませんか?
2026年2月現在、X(旧Twitter)でも「Geminiがずっとエラー」「エラー5が出て使えない」といった報告が多く上がっています。この記事では、Geminiで発生するエラーの主な原因6つと、それぞれの具体的な対処法をわかりやすく解説します。
Geminiのエラーにはどんな種類がある?
まず知っておきたいのが、Geminiのエラーにはいくつかパターンがあるということ。代表的なものを整理しておきます。
- 「エラーが発生しました」 — もっとも多い汎用エラー。原因はさまざま
- 「エラー 5」「エラー 13」 — 数字付きエラー。サーバー側の問題であることが多い
- 「500 Internal Server Error」 — Googleのサーバーで障害が起きているサイン
- 回答が途中で止まる・ループする — 回答生成中にタイムアウトしている状態
どのエラーも「自分のせい」とは限りません。Google側のサーバー障害が原因のこともあるので、まずは落ち着いて以下の対処法を順番に試してみましょう。
原因1:Googleのサーバー障害(これが一番多い)
Geminiのエラーでもっとも多い原因がGoogle側のサーバー障害です。特に新しいモデル(Gemini 2.5 Proなど)のリリース直後はアクセスが集中し、エラーが頻発する傾向があります。
2026年2月にも、Geminiが長時間エラー状態になる現象がXで多数報告されていました。
対処法
- Google Cloud のステータスページで障害情報をチェックする
- Downdetectorでリアルタイムの障害報告を確認する
- サーバー障害の場合は復旧を待つしかない。10〜30分ほど時間を置いて再度試す
原因2:ブラウザのキャッシュ・Cookieの蓄積
ブラウザに溜まった古いキャッシュやCookieが、Geminiとの通信を邪魔していることがあります。G Cafeの調査によると、キャッシュクリアだけで9割のエラーが解決するという報告もあるほどです。
対処法(Chrome の場合)
- Chromeの右上「︙」→「閲覧履歴データの削除」を選択
- 期間を「全期間」にする
- 「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「データを削除」をクリック
- Geminiを開き直して再度試す
ざっくり言うと、ブラウザの「古い記憶」をリセットしてあげるイメージです。
原因3:ブラウザ拡張機能(広告ブロッカーなど)の干渉
広告ブロッカー(uBlock Originなど)やセキュリティ系の拡張機能が、Geminiの通信をブロックしてしまうケースがあります。
対処法
- シークレットモード(Ctrl+Shift+N)で Gemini を開いてみる。シークレットモードでは拡張機能が無効になるため、拡張機能が原因かどうかを切り分けられる
- シークレットモードで正常に動いたら、拡張機能を1つずつ無効にして犯人を特定する
- 特に広告ブロッカーは真っ先にオフにして試すのがおすすめ
原因4:使用しているモデルの過負荷
Geminiでは複数のAIモデルを切り替えて使えますが、高性能モデルほどサーバーに負荷がかかりやすく、エラーが発生しやすい傾向があります。
2026年2月時点で利用できる主なモデルは以下のとおりです(Google公式ヘルプ参照)。
- Gemini 2.5 Pro — 最も高性能だが負荷が高い
- Gemini 2.5 Flash — 高速・軽量。エラーが少ない
- Gemini 2.0 Flash — 安定版。確実に動かしたい時に
対処法
- チャット画面上部のモデル名をクリックして、別のモデルに切り替える
- 2.5 Proでエラーが出る場合は2.5 Flashに変更してみる
- 急ぎの用件なら、安定性の高い2.0 Flashを選ぶのも手
原因5:無料プランの使用量上限に達した
意外と見落としがちなのが、使用量の上限です。Geminiは無料でも使えますが、回数や機能に制限があります。
2026年2月時点のプラン別上限は以下のとおりです(Zenken AI調べ)。
| プラン | 月額料金 | Proモード | 思考モード |
|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 利用不可 | 制限あり(非公開) |
| AI Plus | 約1,200円 | 30回/日 | 90回/日 |
| AI Pro | 約2,900円 | 100回/日 | 300回/日 |
| AI Ultra | 約4,600円 | 500回/日 | 1,500回/日 |
無料プランの場合、具体的な回数上限は非公開ですが、混雑時には制限がかかりやすくなります。上限に達すると「エラーが発生しました」や回答速度の低下が起きることがあります。
対処法
- 時間を置いてから再度試す(日付が変わるとリセットされることが多い)
- 頻繁に使うならAI Plus(月額約1,200円)へのアップグレードを検討する
- Geminiアプリの設定画面で現在のプランを確認できる
原因6:Googleアカウントの問題
Googleアカウント自体にトラブルが起きていると、Geminiだけでなく Gmail や YouTube など Google サービス全般が使えなくなることがあります。Xでも「Googleアカウントが復旧しないとGeminiも使えない」という声がありました。
対処法
- 一度Googleアカウントからログアウトして、再度ログインする
- 別のGoogleアカウントでGeminiにアクセスしてみる
- 他のGoogleサービス(Gmail、Googleドライブなど)が正常に動くか確認する
- アカウント復旧が必要な場合はGoogleアカウント復旧ページから手続きする
それでも直らない場合のチェックリスト
上記の対処法をすべて試してもエラーが続く場合は、以下も確認してみてください。
- 別のブラウザで試す — ChromeでダメならEdgeやFirefoxで開いてみる
- スマホアプリで試す — ブラウザ版がダメでもアプリ版なら動くことがある(iOS版/Android版)
- VPNをオフにする — VPN経由だとGoogleに弾かれることがある
- Wi-Fiルーターを再起動する — ネットワーク自体の問題の可能性も
- Geminiコミュニティに報告する — Geminiヘルプコミュニティで同様の報告がないか確認し、なければ投稿する
FAQ
Geminiの「エラー5」「エラー13」は何が違うの?
どちらもGoogleサーバー側の内部エラーを示す番号です。ユーザー側でできることは同じで、キャッシュクリア・時間を置いて再試行・モデル切り替えが基本的な対処法になります。
Geminiのエラーはスマホでも起きる?
はい、スマホのブラウザやGeminiアプリでも同様のエラーが発生します。スマホの場合はアプリのキャッシュ削除(設定→アプリ→Gemini→ストレージ→キャッシュを削除)を試してください。
無料プランの使用上限に達したかどうか、どうやって確認できる?
2026年2月現在、無料プランの具体的な残り回数を確認する機能は提供されていません。エラーが頻発し始めたら上限の可能性があるので、時間を置くか有料プランを検討してみてください。
Geminiの代わりに使えるAIチャットはある?
Geminiが使えない間の代替として、ChatGPT(OpenAI)、Claude(Anthropic)、Perplexity AIなどがあります。いずれも無料プランが用意されています。
参考文献
- Google AI のサブスクリプション プランに応じた Gemini アプリの使用量上限とアップグレード — Google公式ヘルプ
- Troubleshooting guide | Gemini API — Google AI for Developers
- Geminiが「エラー05」で使えない? 9割が解決する「キャッシュクリア」の簡単な対処法 — G Cafe
- 【2026年1月最新】Geminiは無制限に使えるの?利用制限早見表 — Zenken AI



