「あれ、この引き落としなんだっけ…?」——クレジットカードの明細を見て首をかしげた経験、ありませんか?

2024年のナイル社の調査によると、日本人のサブスク利用数は平均2.3個。でも実際には「契約していること自体を忘れている」サービスが1〜2個あるケースも珍しくありません。月500円でも年間6,000円。2つ忘れていたら1万2,000円が"無駄に"消えていることになります。

この記事では、2026年2月時点の最新手順で、iPhone・Android・クレジットカード明細それぞれから「使っていないサブスク」を見つけて解約する方法を、画面の操作ステップ付きで解説します。

そもそもサブスクが「見えなくなる」3つの理由

サブスクの解約忘れは、あなたがズボラだからではありません。仕組み自体に「忘れさせる構造」があるんです。

理由1:無料トライアルの自動移行
「最初の1ヶ月無料」につられて登録し、そのまま有料に切り替わるパターン。ダークパターンの調査でも、解約を意図的にわかりにくくするデザインが問題視されています。

理由2:請求名とサービス名が違う
クレジットカードの明細には「APPLE.COM/BILL」「GOOGLE *サービス名」のように表示されるため、何のサービスかわからないことがあります。小さなアプリだと運営会社名で表示されて、まったく見覚えがないように見えることも。

理由3:契約経路がバラバラ
App Store経由、Webサイト経由、クレジットカード直接決済——契約経路がバラバラだと、1か所では全てのサブスクを確認できません。これが最大の落とし穴です。

iPhoneでサブスクを確認・解約する手順

iPhoneの場合、App Store経由で契約したサブスクは設定アプリからまとめて確認できます。2026年2月時点での手順は以下の通りです。

確認手順(3ステップ):

  1. 設定」アプリを開き、画面上部の自分の名前をタップ
  2. サブスクリプション」をタップ
  3. 契約中のサービス一覧が表示される。更新日・料金を確認できる

解約手順:

  1. 解約したいサービスをタップ
  2. 画面下部の「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ
  3. 確認画面で「確認」をタップ

解約しても、すでに支払った期間はそのまま利用できます。「今日解約したら今日から使えなくなる?」と心配する必要はありません。次回の更新日までは普通に使えます。

⚠ 注意:ここに表示されないサブスクもある
この画面で確認できるのはApp Store経由で契約したものだけです。Amazon Prime、Netflix(Web申込の場合)、Spotifyなど、Webサイトから直接契約したサービスはここには表示されません。

Androidでサブスクを確認・解約する手順

AndroidではGoogle Playストアから確認します。2026年2月時点の手順です。

確認手順(3ステップ):

  1. Google Playストア」アプリを開く
  2. 右上のプロフィールアイコンをタップし、「お支払いと定期購入」→「定期購入」をタップ
  3. 契約中のサービス一覧と次回の支払い日が表示される

解約手順:

  1. 解約したいアプリをタップ
  2. 定期購入を解約」をタップ
  3. 解約理由を選択して「次へ」→「定期購入を解約」をタップ

ここで重要なのが、アプリをアンインストールしただけではサブスクは解約されないということ。Google公式のヘルプページにも「定期購入はご自身で解約手続きを行わない限り自動更新されます」と明記されています。アプリを消しても裏側で課金が続いているケースは本当に多いので、必ずPlayストアから確認してください。

なお、iPhoneと同様にWebサイトから直接契約したサービスはGoogle Playの定期購入には表示されません

クレジットカード明細から「隠れサブスク」を見つける方法

App StoreにもGoogle Playにも表示されないサブスク——つまりWebサイトから直接契約したサービスを見つけるには、クレジットカードの利用明細を確認するのがいちばん確実です。

チェックのコツ:

  • 過去3ヶ月分の明細をダウンロードする(年払いのサブスクは月次では見つからない場合がある)
  • 毎月同じ金額が引き落とされている項目をマーカーで目立たせる
  • 「APPLE.COM/BILL」「GOOGLE *〇〇」の項目は、先述のスマホ側で内訳を確認する
  • 見覚えのない英語の請求名は、そのまま検索エンジンに入力すると正体がわかることが多い

楽天カードの公式ページによれば、見覚えのない請求の多くは「利用店舗と運営会社の名称が異なる」「無料お試し期間の自動更新」が原因とのこと。まずは落ち着いて、上記の方法で確認してみましょう。

それでも心当たりがないなら、不正利用の可能性があります。その場合はすぐにカード会社に連絡してカードの利用停止と再発行を依頼してください。

解約する前にチェックしたい3つのポイント

見つけた「使ってないサブスク」を片っ端から解約したい気持ちはわかりますが、ちょっと待ってください。以下の3点は解約前に確認しておきましょう。

1. データが消えないか確認する
クラウドストレージ系(Google One、iCloud+、Dropboxなど)は、解約すると保存しているデータが削除される場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っておきましょう。

2. 年払いの場合は返金ポリシーを確認する
年払いプランの場合、途中解約しても残り期間分の返金がないサービスもあります。解約するなら更新日の直前がベストです。次回の更新日はスマホの設定画面やサービスのマイページで確認できます。

3. 家族が使っていないか確認する
ファミリープランの場合、自分は使っていなくても家族が使っている可能性があります。Apple One、YouTube Premium ファミリー、Spotify Familyなどは解約前に一声かけましょう。

今後サブスクを「見失わない」ための3つの習慣

解約したら終わり——ではなく、今後も同じことを繰り返さないために、ちょっとした習慣を身につけておくと安心です。

習慣1:無料トライアルは登録したらすぐカレンダーに「解約日」を入れる
スマホのカレンダーアプリに「〇〇 無料期間終了」とリマインダーを設定しましょう。無料期間の終了日の1〜2日前に通知を設定しておけば、うっかり課金を防げます。

習慣2:3ヶ月に1回「サブスク棚卸し」をする
季節の変わり目(1月・4月・7月・10月)に、5分だけスマホの設定画面とカード明細をチェックする習慣を作りましょう。ナイル社の調査では、サブスクの解約検討理由1位は「節約のため」で、解約した人の6割が年間1万円の節約に成功しています。

習慣3:サブスクの支払いを1枚のカードに集約する
サブスク専用のクレジットカード(またはデビットカード)を決めておくと、明細を見るだけで全てのサブスクが一目でわかります。複数のカードに散らばっていると見落としの原因になります。

FAQ

アプリを削除すればサブスクも自動的に解約される?

いいえ、解約されません。アプリをアンインストールしても、サブスクの契約は残ったままです。必ずiPhoneの設定画面やGoogle Playストアから解約手続きを行ってください。これはiPhone・Android共通の仕様です。

解約したらすぐにサービスが使えなくなる?

ほとんどのサービスは、すでに支払った期間の終了日まで利用できます。たとえば月額プランで2月10日に解約しても、次回の更新日(たとえば3月9日)までは通常通り使えます。

クレジットカード明細に知らない請求があった場合、まず何をすればいい?

まずは請求元の名称をネットで検索してみてください。「APPLE.COM/BILL」のようなストア経由の請求なら、スマホの設定画面でサブスクの内訳を確認できます。それでも心当たりがなければ、カード会社に連絡して確認しましょう。

年払いのサブスクを途中解約したら返金される?

サービスによって対応が異なります。Apple経由のサブスクはAppleサポートに問い合わせることで返金される場合があります。各サービスの返金ポリシーを確認するのが確実です。

参考文献