フリーランス仲間とのZoom飲み会で「観たい映画がどのサービスにあるか、毎回アプリを4つ開いて探してる」という話題になりました。筆者もNetflix・Amazonプライム・Disney+・U-NEXTの4つに同時加入していて、月額の合計は5,629円。年間にすると約67,500円です。

「全部やめるのは無理だけど、もうちょっと減らせないかな」と思っていたところ、仲間のひとりが「JustWatchっていう無料サイトで、どの作品がどのサービスにあるか30秒で調べられるよ」と教えてくれたんです。そこからローテーション運用に切り替えた結果、月額が平均2,300円前後まで下がりました。

全部同時に契約しなくても大丈夫

まずは安心してください。4つのサービスを今すぐ全部やめる話ではありません。

考え方はシンプルで、「今月観たい作品がどのサービスにあるか」を先に調べてから、契約するサービスを1つ選ぶだけ。これまでは「どこにあるかわからないから、念のため全部入っておこう」という状態にお金を払っていた、ということです。2026年6月時点の主要サービスの月額料金を並べてみると、合計額にちょっと驚きます。

サービス月額(税込)年間換算
Netflix(スタンダード)1,590円19,080円
Amazonプライム(月払い)600円7,200円
Disney+(スタンダード)1,250円15,000円
U-NEXT2,189円26,268円
合計5,629円67,548円

年間67,548円。家族で外食3〜4回ぶんの金額が、毎年サブスクに消えています。

JustWatchで「どこで観られるか」を30秒で調べる

JustWatchは、複数の動画配信サービスをまたいで作品を検索できる無料のWebサービスです。アカウント登録なしで使えます。

日本では40以上のサービスに対応していて、Netflix・Amazonプライム・Disney+・U-NEXT・Hulu・Apple TV+など主要どころはほぼカバーされています。使い方もかんたんで、作品名を入力するだけ。「見放題」なのか「レンタル(都度課金)」なのかもひと目でわかるようになっています。

操作はこれだけです。

  1. ブラウザで justwatch.com/jp を開く
  2. 上部の検索バーに観たい作品名を入力する
  3. 作品をタップすると、配信中のサービス一覧が表示される

スマホアプリ(iOS版Android版)もあります。ウォッチリスト機能を使えば「今度観たい」と思った作品を保存しておいて、あとからまとめて配信先を確認できます。

先日、フリーランス仲間とのZoom飲み会でJustWatchの画面を共有したら、4人中4人が「こんなサービスがあったの?」と驚いていました。配信先を探すためにアプリを何個も開く手間が、これひとつでなくなります。

Filmarksなら日本語レビューと配信先を同時にチェックできる

もうひとつ知っておくと便利なのが、Filmarks(フィルマークス)という国産の映画レビューサービスです。

JustWatchが「どこで観られるか」の検索に強い一方、Filmarksは日本語のレビューと配信先情報を同時に確認できるのが持ち味です。18の動画配信サービスと連携していて、各作品のページで「見放題」「レンタル」の区分も表示されます。うちでは、週末に家族で映画を選ぶときに重宝しています。中1の息子が「この映画どう?」と聞いてきたとき、Filmarksでレビューを見ながら「Amazonプライムで見放題だよ」とすぐ答えられるのが助かります。

2つのサービスの使い分けを表にしておきます。

比較項目JustWatchFilmarks
対応サービス数40以上18
日本語レビューなし充実
アプリiOS / AndroidiOS / Android
ログイン不要検索だけならOK検索だけならOK
得意分野海外作品・配信先の網羅性日本の作品・口コミ重視

配信先だけ調べたいときはJustWatch、レビューも一緒に見たいときはFilmarks。両方ブックマークしておくと迷わなくなります。

ローテーション運用の具体的なやり方

横断検索で「どこにあるか」がわかるようになったら、次は契約するサービスを2〜3か月ごとに切り替えるローテーション運用に移ります。

筆者がベースとして残しているのはAmazonプライムだけです。月額600円(年払いなら月あたり約492円)で、お急ぎ便やAmazon Musicも使えるので、動画だけで見ても解約する理由が見当たりません。残りのNetflix・Disney+・U-NEXTは、2〜3か月ごとに1つだけ契約しています。たとえば、こんなスケジュールです。

  • 6〜7月:U-NEXT(夏休み前に子どもと観たいアニメ映画をまとめて消化)
  • 8〜9月:Netflix(話題の新作ドラマが集中する時期)
  • 10〜11月:Disney+(マーベルやスター・ウォーズの新作が出やすい)
  • 12〜1月:Netflix(年末年始に家族で映画を観る)

この運用だと月額は平均2,300円前後。年間にすると約27,600円です。以前の67,548円と並べると、差額は約40,000円。

管理のコツはGoogleカレンダーに「今月のサブスク:Netflix」と書いておくこと。夫にも共有しているので、「今月はどれだっけ?」と聞かれることもなくなりました。

解約しても視聴履歴やマイリストは残る?サービス別の注意点

「解約したらマイリストが消えるのでは」と不安に思うかもしれません。大丈夫です。主要サービスは解約後も一定期間データを保持してくれるので、再加入すればマイリストや視聴履歴がそのまま戻ってきます。

サービス解約後のデータ保持注意点
Netflix24か月間保持同じメールアドレスで再登録すること
Disney+アカウント削除まで保持「サブスク解約」と「アカウント削除」は別の操作
U-NEXT「解約」なら保持。「退会」で全消去ローテーション目的なら必ず「解約」を選ぶ
Amazonプライム再加入で復元ベース契約のため解約しない想定

特に気をつけてほしいのがU-NEXTです。U-NEXTには「解約」と「退会」の2つの手続きがあって、意味がまったく違います。

  • 解約:月額課金だけ止まる。アカウントもマイリストも残り、購入済みの作品はそのまま観られる。再加入もかんたん
  • 退会:アカウントごと削除される。購入済みの作品やポイントもすべて消える

ローテーション目的なら「解約」だけにしてください。「退会」を選んでしまうと、次に契約するときゼロからのスタートになってしまいます。U-NEXT公式ヘルプ「解約と退会の違い」にも詳しく載っています。

なお、一度無料トライアルを使ったサービスに再登録しても、2回目の無料期間はもらえないケースがほとんどです。ローテーションはあくまで「有料の月額課金を切り替える」運用として考えてください。

FAQ

JustWatchは本当に無料で使えますか?

はい、完全無料です。アカウント登録なしでも配信先の検索ができます。ウォッチリスト機能を使いたい場合は無料のアカウント登録が必要ですが、課金要素はありません(2026年6月時点)。

家族がそれぞれ違うサービスの作品を観たいときはどうすればいいですか?

JustWatchで調べると、同じ作品が複数のサービスで配信されていることがよくあります。まず今月契約中のサービスで探して、なければ単品レンタル(1本200〜500円程度)で対応するのが費用を抑えるやり方です。どうしても特定のサービスでしか観られない作品なら、次のローテーションまで待つか、1か月だけ追加契約する判断になります。

Netflix広告付きスタンダード(月額890円)にすればローテーションしなくてもいいのでは?

Netflix単体の料金を下げるだけでは、他のサービスとの合計額はあまり変わりません。たとえば広告付き890円に切り替えても、4サービス合計は4,929円です。ローテーションなら月2,300円前後に収まるので、差はまだ大きいです。

Amazonプライムの年払い(5,900円)と月払い(月600円)はどちらがいいですか?

年払いなら月あたり約492円で、月払いより年間1,300円ほどお得です。Amazonプライムを通年で使い続ける前提なら年払いをおすすめします。筆者も年払いにしています。

参考文献