CarPlayにChatGPTが来る!ってどういうこと?

Appleが次のiOSアップデートで、CarPlay(カープレイ)にChatGPTやGeminiなどのAIを搭載する準備を進めています。

CarPlayというのは、iPhoneを車につなぐと、ナビ・音楽・電話などが車の画面で使えるようになる機能のこと。いま新車の約8割が対応しているので、使ったことがある人も多いんじゃないでしょうか。

ここにChatGPTやClaudeといったAI(いわゆる「チャットAI」)が組み込まれるということは、運転中にSiriに話しかけるだけで、めちゃくちゃ賢いAIが答えてくれるようになるということです。

いまのSiriと何が違うの?

正直、いまのSiriってちょっとポンコツですよね。「近くのラーメン屋を教えて」くらいならいいけど、ちょっと複雑な質問をするとすぐ「Webで検索しますか?」って返してくる。

でもChatGPTやGeminiが入ると、こんな会話ができるようになります。

  • 「あと30分で着きたいんだけど、高速と下道どっちが早い?渋滞も考えて」
  • 「さっき来たメール、要点だけ3行で教えて」
  • 「今日の夕飯どうしよう。冷蔵庫に鶏肉とキャベツがあるんだけど」

つまり、友達に相談するような感覚で車に話しかけられるようになるんです。これは結構すごいことです。

具体的に何ができるようになる?

ざっくりまとめると、こんな感じです。

ナビ関連:
「途中でコンビニ寄りたいんだけど、あんまり遠回りにならないルートで」みたいな、あいまいなお願いもOKに。いちいち画面をポチポチしなくて済みます。

メール・メッセージ:
受信したメールの内容をAIが読み取って、要約して読み上げてくれます。返信も「了解って送っといて」で完了。

スケジュール管理:
「次の予定って何時だっけ?」「間に合う?」と聞くだけで、カレンダーとナビを連動して教えてくれます。

暮らしの質問:
レシピ、天気、ニュースの要約など、ちょっとした調べものも全部声だけで完結します。

安全面はどうなの?画面見なくて大丈夫?

実はこれ、安全面ではむしろプラスなんです。

いま問題になっているのは「ながらスマホ」ですよね。ナビの設定変更やメッセージの確認で画面を見てしまう。でもAIアシスタントが賢くなれば、全部声だけで済むので、画面を見る必要がなくなります。

ただし注意点もあります。AIは間違えることもあるので(これを「ハルシネーション」と言います)、ナビ情報を100%信じて走るのは危険です。あくまで「賢い助手」であって、最終判断は自分でしましょう。

いつから使える?日本は?

Appleは2025年後半のiOSアップデートで本格対応する見込みです。ただし、日本語でフルに使えるようになるのはもう少し先になりそう。

というのも、Apple Intelligenceの日本語対応がまだ段階的に進んでいる最中だからです。英語版が先行して、日本語は少し遅れるパターンが予想されます。

でもGoogleのGeminiもAndroid Autoでの搭載を進めていて、このジャンルは今ものすごい勢いで動いています。2025〜2026年が「車載AI元年」になるのは間違いなさそうです。

FAQ

CarPlayでChatGPTを使うのにお金はかかりますか?

基本機能はiPhoneのApple Intelligenceに含まれるので無料で使える見込みです。ただし、ChatGPTの上位モデル(GPT-4oなど)をフルに使いたい場合は、別途ChatGPT Plusの契約が必要になるかもしれません。

古い車でも使えますか?

CarPlay対応の車(またはCarPlay対応のカーナビ)があれば使えます。iPhone側がiOS 19以上に対応していることが条件です。車自体が古くても、CarPlay対応カーナビを後付けすればOKです。

運転中にAIと会話するのは違法じゃないの?

音声操作は「ながらスマホ」には該当しません。ハンズフリー通話と同じ扱いです。ただし、会話に集中しすぎて注意が散漫になるのは避けましょう。

ChatGPT以外のAIも使えるの?

AppleはChatGPT(OpenAI)だけでなく、Google Geminiとの連携も進めています。将来的にはClaude(Anthropic)なども選択肢に入る可能性があります。用途に応じて最適なAIが自動で選ばれる仕組みになるかもしれません。

参考文献