ライブ当日にスマホが壊れて電子チケットが表示できない――想像するだけで冷や汗が出ますよね。2026年現在、コンサートやイベントのチケットはほぼ電子化。紙チケットと違って「スマホがないと何もできない」のが電子チケットの怖いところです。

この記事では、イープラス(スマチケ)・ローチケ電子チケット・チケプラの主要3プラットフォーム別に、スマホ故障・機種変更でチケットが使えなくなったときの対処法を解説します。さらに、トラブルを未然に防ぐための事前準備も紹介するので、チケットを買ったらまずチェックしてくださいね。

電子チケットがスマホ故障で使えなくなる仕組み

電子チケットは、不正転売を防ぐためにスマホの端末情報や電話番号と紐づいています。つまり、チケットをダウンロード済みの端末が壊れると、別のスマホでは表示できないんです。

ざっくり言うと、「チケット=あなたのスマホの中にしか存在しない」状態。紙チケットなら財布に入れ替えられますが、電子チケットはそうはいきません。

特に危険なのは以下のケースです。

  • スマホが水没・画面割れで操作不能になった
  • 公演前に機種変更して、旧端末を下取りに出してしまった
  • アプリを誤ってアンインストールしてしまった
  • 電話番号を変更した

いずれも「ダウンロード済みのチケットにアクセスできない」という同じ問題に行き着きます。でも安心してください。各プラットフォームには救済措置が用意されています。

【イープラス】スマチケが機種変更・故障で消えたときの対処法

イープラスの電子チケット「スマチケ」は、ダウンロード後に端末と紐づく仕組みです。2026年2月現在、機種変更や故障時の対処法は以下のとおりです。

パターン1:旧端末がまだ手元にある場合

Wi-Fiに接続できる状態なら、旧端末からチケットを「分配」機能で新端末に移せます。イープラスアプリのチケットメニューから「機種変更の前に必ずお読みください」の案内に従い、新しい端末で受け取れるメールアドレスを入力すればOKです。

パターン2:旧端末が使えない(故障・紛失)場合

この場合は自力での移行はできません。スマチケ専用サポートセンター(050-3185-6483、受付12時〜20時・日祝含む)に電話しましょう。購入時の電話番号や注文番号を伝えれば、チケットの再送手続きをしてもらえます。

ポイントは「公演日より前に連絡すること」。当日だと対応が間に合わない可能性があります。

パターン3:ダウンロード前に機種変更した場合

まだダウンロードしていなければセーフです。新しい端末でイープラスアプリにログインし、チケットをダウンロードするだけで問題ありません。

【ローチケ】電子チケットアプリの故障・機種変更時の対応

ローソンチケット(ローチケ)の電子チケットアプリは、電話番号で認証を行っています。2026年2月時点の公式FAQによると、購入時に登録した電話番号のスマホでしかチケットを表示できません。

電話番号が変わっていない場合

SIMカードを新しいスマホに差し替えて、ローチケ電子チケットアプリを再インストールすればOK。電話番号認証が通れば、チケットが再表示されます。

端末が完全に故障した場合

ローソンチケットカスタマーセンターに連絡しましょう。公式ヘルプには「電子チケットの再表示ができなくなったとしても、お客様が購入された電子チケットの権利が失効するものではございません」と明記されています。

要するに、「スマホが壊れた=チケットが無効」ではないということ。ちゃんと連絡すれば権利は守られます。

【チケプラ】端末変更時のルールと注意点

チケプラはアーティストのファンクラブ先行販売などで利用されることが多いプラットフォームです。公式ヘルプによると、2026年2月時点で以下のルールがあります。

  • 利用端末の変更とアプリの再インストール:月2回まで
  • 登録電話番号の変更:年2回まで

つまり、機種変更後でも新しいスマホに電子チケットアプリをインストールし、同じアカウントでログインすれば使えます。ただし、月2回の上限を超えると当月中は端末変更ができなくなるので注意してください。

スマホが完全に壊れて当日を迎えてしまった場合

チケプラでは、イレギュラー対応として当日会場での本人確認による入場が認められるケースがあります。公式案内では、顔写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポートなど有効期限内のもの)の持参が求められています。

ただし、公演によっては本人確認での入場に対応していない場合もあるため、事前にチケプラのサポートに連絡しておくのがベストです。なお、スマホアプリで表示するデジタル身分証は認められないことがあるので、必ず物理的なカードや手帳の原本を持っていきましょう。

トラブルを防ぐ!チケット購入後にやるべき3つの備え

「壊れてから慌てる」のが最悪のパターン。チケットを買ったらすぐにやっておくべき3つの備えを紹介します。

備え1:チケット情報のスクリーンショットを撮っておく

注文番号、公演名、座席番号などが表示された画面をスクリーンショットで保存し、クラウド(GoogleフォトやiCloudなど)にバックアップしておきましょう。チケット自体の代わりにはなりませんが、サポートに連絡するときの本人確認がスムーズになります。

備え2:機種変更はチケット使用後に行う

公演前にスマホを買い替える予定がある人は、イベントが終わるまで機種変更を待つのが最も安全です。どうしても公演前に変更する場合は、必ず旧端末を手放す前にチケットの分配や引き継ぎを済ませてください。旧端末を下取りに出してからでは手遅れです。

備え3:サポートの連絡先を事前にメモしておく

スマホが壊れたときにスマホで連絡先を調べることはできません。以下の連絡先を紙やPCのメモに控えておくと安心です。

加えて、公演当日は顔写真付きの身分証明書(運転免許証・パスポートなど)を必ず持参しましょう。万が一のイレギュラー対応で必要になります。

それでも当日チケットが表示できない場合の最終手段

ここまでの対策をすべてやっても、当日スマホが動かずチケットが表示できない――そんな最悪のケースでも、まだ諦めないでください。

  1. 会場の「不備対応窓口」に行く:多くのライブ会場には電子チケットのトラブル対応窓口が設置されています。身分証と注文情報を持って相談しましょう。
  2. 同行者に分配済みのチケットがあれば先に入場してもらう:自分の分だけ入場できない場合、同行者には先に入ってもらい、自分は窓口で対応を待つのが効率的です。
  3. 電話番号と登録情報を口頭で伝える:スタッフがシステムで本人確認できるケースもあります。登録メールアドレス、電話番号、注文番号を暗記またはメモしておくと有利です。

ただし、公演によっては当日の救済対応が一切ない場合もあります。「何とかなるだろう」と過信せず、事前の備えを徹底するのが一番大切です。

FAQ

電子チケットをダウンロードした後にスマホが壊れたら、チケットは無効になりますか?

いいえ、無効にはなりません。ローチケの公式FAQにも「電子チケットの権利が失効するものではない」と明記されています。各プラットフォームのサポートに連絡すれば、再発行やイレギュラー対応で入場できる可能性があります。

機種変更後に別のスマホで電子チケットアプリにログインすれば自動的にチケットは復活しますか?

プラットフォームによります。チケプラは新端末でログインすればチケットが引き継がれます(月2回まで)。イープラスのスマチケはダウンロード済みの場合、旧端末からの分配操作かサポートへの連絡が必要です。

ライブ当日にスマホが壊れた場合、身分証だけで入場できますか?

チケプラの公式ヘルプでは、顔写真付き身分証による本人確認で入場対応するケースがあると案内されています。ただし公演によって対応が異なるため、確実ではありません。身分証は必ず持参しつつ、できる限り事前にサポートへ連絡しておきましょう。

同行者にチケットを分配済みの場合、自分のスマホが壊れても同行者は入場できますか?

はい、分配済みのチケットは相手の端末に紐づいているため、あなたのスマホが壊れても同行者の入場には影響しません。自分の分だけサポートに相談すればOKです。

参考文献