「スレッドに返信したつもりが、チャンネルに投稿されてた……」——Slack使いなら一度はやらかしたことがあるんじゃないでしょうか。しかもメンション付きだと、もう顔面蒼白です。

Xでも「Slackのスレッドに投稿したいのに、チャンネルに投稿されて顔面蒼白になる私(今週2回目)。メンションしてるから、消して再投稿した時通知行ってるかな……」という悲鳴が話題になっていました。

この記事では、Slackで誤投稿してしまったときの正しい対処法と、「削除したら通知はどうなるの?」という疑問、そして二度とやらないための防止策を2026年2月時点の情報でまとめました。

Slackで誤投稿が起きる3つのパターン

まず、どんなときに誤投稿が起きるのかを整理しておきましょう。パターンを知っておくだけで、だいぶ防げます。

パターン1:スレッド返信のつもりがチャンネル投稿に

これが一番多いやつです。スレッドの返信欄に書いているつもりが、実はチャンネルのメッセージ入力欄に書いていた、というケース。特にスマホアプリだとUI が似ているので間違えやすいです。

パターン2:「以下にも投稿する」のチェックが入ったまま

スレッド返信時に、左下にある「以下にも投稿する:#チャンネル名」のチェックボックス。これにチェックが入っていると、スレッド内の返信がチャンネル全体にも表示されます。前回チェックを入れたままだと、次の返信でも引き継がれることがあります。

パターン3:チャンネルを間違えた

DMで送るつもりがチャンネルに、内部チャンネルに送るつもりが取引先も見れるチャンネルに……。チャンネル名をよく確認しないまま送信するケースです。

誤投稿を削除したら通知はどうなる?

ここが一番気になるポイントですよね。結論から言います。

メッセージを削除しても、すでに送信されたプッシュ通知は取り消せません。

Slackの仕様を整理すると、こうなっています(Slack公式ヘルプ)。

  • メッセージ自体:削除すると自分の画面からも相手の画面からも消える。「削除しました」の表示も残らない
  • プッシュ通知:すでに相手のスマホに届いた通知は消えない。ロック画面に内容が表示されている場合、そのまま読まれる可能性がある
  • メール通知:Slackの通知をメールで受け取る設定にしている場合、すでに送信されたメール通知も取り消せない
  • 未読バッジ:メッセージ削除で未読数は減る。相手がSlackを開いていれば「未読が消えた」ことに気づく場合もある

つまり、メンション付きの誤投稿は特に危険。@付きメッセージはほぼ確実にプッシュ通知が届くので、削除しても「通知は見てた」というパターンが多いです。

誤投稿してしまったときの正しい対処法

パニックにならず、以下の手順で対処しましょう。

対処1:すぐにメッセージを削除する

  1. 誤投稿したメッセージにカーソルを合わせる(スマホは長押し)
  2. 」(その他)メニューをタップ
  3. メッセージを削除する」を選択

削除は早ければ早いほどいい。まだ相手がSlackを開いていなければ、未読バッジごと消える可能性があります。

注意:ワークスペースの管理者が削除権限を制限している場合、自分のメッセージでも削除できないことがあります(Slack公式: 編集・削除の権限管理)。

対処2:「チャンネルにも投稿」を外す(スレッド誤爆の場合)

スレッドの返信が「以下にも投稿する」でチャンネルに出てしまった場合は、メッセージを完全に削除せずにチャンネルから外せます

  1. チャンネルに表示されたメッセージの「」メニューを開く
  2. チャンネルから外す」を選択

これでチャンネルからは消えますが、スレッド内にはメッセージが残りますQiita: チャンネルから外す機能の解説)。内容自体は問題なくて「チャンネルに出したくなかった」だけなら、この方法がベストです。

対処3:正直に一言添える

メンション付きで通知が届いている可能性が高い場合は、変にごまかすより素直に「すみません、誤投稿でした」と一言送るのが一番スマートです。相手も経験があるはずなので、大体わかってくれます。

二度とやらない!Slack誤投稿の防止策5選

防止策1:送信前にチャンネル名を確認する

当たり前ですが、一番効果的。メッセージ入力欄の上に表示されているチャンネル名やスレッドのタイトルを送信前にチラッと見る習慣をつけましょう。

防止策2:「以下にも投稿する」のチェックを毎回確認

スレッドで返信するときは、送信ボタンを押す前に左下のチェックボックスを確認。前回のチェック状態が引き継がれることがあるので、毎回確認するのが安全です。

防止策3:重要なチャンネルには投稿権限を設定

全社アナウンス用のチャンネルなど、誤投稿が致命的なチャンネルは管理者が投稿権限を制限できます(Slack公式: 投稿権限の管理)。「オーナーと管理者のみ投稿可能」に設定すれば、一般メンバーの誤投稿を防げます。

防止策4:Ctrl+Z(Cmd+Z)で送信直後に取り消す

意外と知られていませんが、Slackのデスクトップアプリでは送信直後にCtrl+Z(Mac: Cmd+Z)で送信を取り消せる場合があります。ただし、タイミングはシビアで数秒以内。気づいた瞬間に反射的に押せるかがポイントです。

防止策5:スマホでは返信先を指でタップしてから入力

スマホアプリで誤投稿が多い人は、返信したいメッセージを必ずタップしてスレッド画面を開いてから入力する癖をつけましょう。チャンネル画面のまま入力を始めると、スレッドではなくチャンネルに投稿されます。

メッセージの編集で「なかったことにする」テクニック

完全削除ではなく、メッセージを編集して内容を差し替えるという手もあります。

  1. メッセージの「」メニューから「メッセージを編集する」を選択
  2. 内容を正しいものに書き換えて保存

編集すると「(編集済み)」の表示が小さく付きますが、元の内容は相手には見えません。「投稿先は合ってるけど内容を間違えた」ケースではこちらが便利です。

ただし、ワークスペースの設定で編集可能な時間が制限されている場合があります。例えば「送信後5分以内のみ編集可能」など。管理者設定によるので、自分のワークスペースのルールを確認しておきましょう。

FAQ

Slackのメッセージを削除したら相手に通知は届く?

削除の通知は届きません。「メッセージを削除しました」のような表示も残りません。ただし、メッセージ送信時にすでにプッシュ通知が届いている場合、その通知は取り消せないので内容を見られている可能性があります。

削除したメッセージは復元できる?

一度削除したメッセージは復元できません。また、コンプライアンス対応のエクスポート機能を使っている有料プランでは、削除したメッセージもログに残る場合があります。完全に「なかったこと」にはできないケースもあるので注意が必要です。

管理者にメッセージの削除権限を制限されていたらどうする?

自分でメッセージを削除できない場合は、ワークスペースの管理者に連絡して削除を依頼するか、メッセージを編集して内容を差し替えましょう。編集権限も制限されている場合は管理者に相談するしかありません。

DMで送るつもりのメッセージをチャンネルに送ってしまった。どうすれば?

すぐにメッセージを削除し、必要に応じて「誤投稿でした、すみません」とフォローしましょう。機密情報を含む場合は、ワークスペースの管理者にも報告して、メッセージがエクスポートやログに残っていないか確認してもらうことをおすすめします。

参考文献