Google Playストアでアプリをインストールしようとしたら「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」と表示されて先に進めない——。中古スマホを買ったり、古い端末を使い続けていると、このエラーに遭遇することがあります。
2026年2月現在、LINEやradiko、ゲームアプリなど、多くのアプリが対応OSのバージョンを引き上げています。この記事では、なぜこのエラーが出るのかをわかりやすく解説し、自分でできる5つの対処法を紹介します。
なぜ「対応していません」と表示されるの?原因は大きく4つ
このエラーが出る原因は、ざっくり言うと「スマホの中身が古すぎて、アプリの要求に追いつけない」状態です。具体的には以下の4パターンがあります。
1. AndroidのOSバージョンが古い
最も多い原因がこれです。アプリには「最低限このバージョン以上のAndroidで動かしてね」という条件(minSdkVersion)が設定されています。たとえばradikoは2026年2月時点でAndroid 8.0以上が推奨、LINEは2025年11月にバージョン13.20.0以下のサポートを終了しています。
つまり、Android 7以前のスマホでは、これらのアプリの最新版がインストールできなくなっているわけです。
2. 端末のスペック(RAM・解像度)が足りない
OSバージョンが足りていても、メモリ(RAM)が1GB未満だったり、画面解像度が低すぎると「非対応」と判定されることがあります。特にゲームアプリはスペック要件が厳しめです。
3. Google Playストア側のキャッシュ不具合
実はスマホのスペックは問題ないのに、Playストアのキャッシュが古い情報を掴んでいるせいでエラーが出ていることもあります。これは対処法で解決できるケースです。
4. 国・地域の制限
一部のアプリは特定の国でしか配信されていません。海外版の端末を中古で買った場合、日本向けアプリが表示されないことがあります。
まずやること:自分のAndroidバージョンを確認する
対処法に進む前に、まず自分のスマホのAndroidバージョンを確認しましょう。手順は以下のとおりです。
- 設定アプリを開く
- 「端末情報」または「デバイス情報」をタップ
- 「Androidバージョン」の数字を確認する
ここで表示される数字が、たとえば「7.0」や「6.0」だった場合、多くの主要アプリの対応外になっている可能性が高いです。2026年2月時点で、主要アプリの対応下限はおおむね以下のとおりです。
| アプリ | 最低Android | 備考 |
|---|---|---|
| LINE | 8.0以上 | 2025年11月にサポート範囲変更 |
| radiko | 8.0以上 | 公式推奨環境 |
| YouTube | 8.0以上 | 2025年以降引き上げ |
| PayPay | 8.0以上 | 決済アプリは特に要注意 |
要するに、Android 8.0(2017年リリース)が今の実質的なボーダーラインです。これより古いと、使えないアプリがどんどん増えていきます。
5つの対処法を試してみよう
自分のAndroidバージョンを確認したら、以下の対処法を上から順に試してみてください。
対処法1:Google Playストアのキャッシュを削除する
OSバージョンが対応しているはずなのにエラーが出る場合、まずこれを試しましょう。
- 設定 → アプリ → Google Play ストアを選択
- 「ストレージ」をタップ
- 「キャッシュを削除」をタップ
- 改善しない場合は「データを削除」も試す
これだけで直るケースは意外と多いです。Playストアが古い端末情報をキャッシュしていて、実際のスペックと食い違っていることがあるんです。
対処法2:AndroidのOSをアップデートする
まだアップデートが配信されているなら、最新バージョンに更新しましょう。
- 設定 → システム → システムアップデート
- 「アップデートを確認」をタップ
- アップデートが見つかったらダウンロードしてインストール
ただし、Googleの公式ヘルプにもあるとおり、メーカーがアップデートの配信を終了している端末では、これ以上バージョンを上げることはできません。2019年以前のモデルは配信終了していることがほとんどです。
対処法3:ブラウザ版・Web版を使う
アプリがインストールできなくても、ブラウザから同じサービスを使えることがあります。たとえば以下のサービスはWebブラウザからアクセスできます。
- radiko:radiko.jp にChromeなどのブラウザでアクセスすればラジオが聴ける
- YouTube:ブラウザで m.youtube.com にアクセス
- Gmail・Googleマップ:ブラウザ版で基本機能は利用可能
ただしLINEやPayPayなど、アプリ版でしか使えないサービスもあります。これらが使えないと困る場合は、対処法5の端末買い替えを検討しましょう。
対処法4:APKファイルで旧バージョンをインストールする(上級者向け)
Google Playストア以外から、アプリの古いバージョン(APKファイル)をダウンロードしてインストールする方法です。
- 設定 → セキュリティ → 「提供元不明のアプリ」をONにする
- APKPureやAPKMirrorなどのサイトで、自分のOSバージョンに対応した旧バージョンを探す
- ダウンロードしたAPKファイルを開いてインストール
⚠️ 注意:この方法にはリスクがあります。
- 旧バージョンはセキュリティアップデートが適用されていない可能性がある
- Playストア以外からのインストールなので、マルウェア混入のリスクがゼロではない
- 銀行アプリや決済アプリ(PayPay、モバイルSuicaなど)では絶対にやらないこと。セキュリティ上の危険が大きい
- 自動アップデートされないので、手動での更新作業が必要
APKMirrorはGoogleが運営するサイトではありませんが、改ざんチェック機能があり比較的安全とされています。ただし、公式ストア以外からのインストールは自己責任である点は忘れないでください。
対処法5:端末の買い替えを検討する
OSのアップデートもできず、ブラウザ版でも対応できないなら、端末の買い替えが最も確実な解決策です。
「でも新しいスマホは高いし……」と思うかもしれませんが、実はAndroidスマホは2〜3万円台でも十分使えるモデルがあります。
- 中古端末を買う場合:Android 12以上のモデルを選べば、2028年ごろまでは主要アプリが使える可能性が高い
- 格安スマホを新品で買う場合:Google Pixel aシリーズやOPPO Aシリーズなど、2万円台で購入できるモデルがおすすめ
- キャリアの割引を使う場合:MNP(乗り換え)で端末代が大幅割引になるキャンペーンを活用
ポイントは「なるべく新しいAndroidバージョンが入っている端末を選ぶ」こと。Android 13以上なら、しばらくはアプリの対応切れを心配しなくて済むでしょう。
古いスマホをサブ機として活用する方法
アプリが入らなくなった古いスマホも、すぐに捨てる必要はありません。以下のような使い方ならまだ活躍できます。
- Wi-Fi専用の音楽プレーヤー:SpotifyやYouTube Musicのブラウザ版で音楽再生
- 目覚まし時計・タイマー:プリインストールの時計アプリは問題なく動く
- 監視カメラ・ベビーモニター:古いスマホをカメラとして再活用するアプリ(Alfred Cameraなど)
- お子さんの動画視聴用端末:ブラウザでYouTubeを見る程度なら十分
ただし、セキュリティアップデートが終了した端末でネットバンキングやショッピングをするのは避けましょう。個人情報を扱わない用途に限定するのが安全です。
FAQ
Android 7以下のスマホでLINEは使えなくなりますか?
2025年11月にLINEアプリのバージョン13.20.0以下のサポートが終了しました。Android 7以下ではこのバージョンより新しいLINEに更新できないため、今後サーバー側の変更で使えなくなる可能性があります。重要な連絡手段として使っている方は端末の買い替えを検討してください。
APKファイルからアプリを入れるのは違法ですか?
APKファイルのダウンロード自体は違法ではありません。ただし、有料アプリを無料で配布しているサイトからのダウンロードは著作権法に抵触する可能性があります。APKMirrorなど、公式のAPKをそのまま再配布しているサイトを利用しましょう。
中古スマホを買うときAndroidバージョンはどこで確認できますか?
中古ショップの商品ページに記載がない場合は、端末の型番(例:Galaxy A23 SC-56C)で検索すれば、メーカー公式サイトで出荷時のOSバージョンとアップデート対応状況を確認できます。Android 12以上のモデルを選ぶのがおすすめです。
古いiPhoneでも同じ問題は起きますか?
はい、iPhoneでも同様に「このアプリにはiOS 16以降が必要です」といったエラーが出ることがあります。ただしiPhoneはAndroidに比べてOSアップデートの対応期間が長い傾向があり、5〜6年前の機種でも最新iOSに対応していることが多いです。
Playストアに表示されないアプリはもう使えませんか?
Playストアで「対応していません」と表示されても、ブラウザ版が用意されているサービスならブラウザ経由で利用できます。まずはブラウザからアクセスできないか試してみてください。
参考文献
- Google Play ストアでアプリがダウンロード(インストール)できないときは? 対処法を解説 — Android公式
- LINEアプリ バージョン13.20.0以下のサポート終了について — LINEヘルプセンター
- 推奨環境 — radiko ヘルプ
- 基本的なトラブルシューティングの手順でアプリのダウンロードに関する問題を解決する — Google Play ヘルプ
- 「お使いのデバイスはこのバージョンに対応していません」の解決方法 — sp7pc.com



