推しのYouTubeライブ配信、「あとで見返したい!」と思ったのにアーカイブが残ってなかった……という経験はありませんか?
YouTube自体には「ライブ配信を録画して保存する」機能がありません。配信者がアーカイブを公開してくれれば見返せますが、非公開にされたり削除されたりすると、もう見ることはできません。
この記事では、2026年2月時点でYouTubeライブ配信をPC・iPhone・Androidで録画・保存する方法を、無料ツール中心にわかりやすく解説します。利用規約や著作権まわりの注意点もあわせて紹介するので、最後までチェックしてみてください。
まず確認|YouTubeアーカイブの仕組みと限界
録画ツールを使う前に、まずはYouTubeのアーカイブ機能を確認しましょう。
YouTube公式ヘルプによると、ライブ配信が12時間未満であれば自動的にアーカイブ(録画)が作成されます。配信終了後、チャンネルの「動画」タブに通常の動画として表示される仕組みです。
ただし、以下のケースではアーカイブが見られません。
- 配信が12時間を超えた場合 — アーカイブが自動作成されない
- 配信者が非公開・限定公開にした場合 — URLを知っていても視聴不可
- 配信者がアーカイブを削除した場合 — 復元は不可能
- 配信直後 — 処理に数時間かかることがあり、すぐに見られないことがある
つまり、アーカイブが確実に残る保証はありません。「絶対に見返したい配信」は、自分で録画しておくのが確実です。
PC(Windows)で録画する3つの方法
パソコンでYouTubeライブを録画する方法は大きく3つあります。どれも無料で使えます。
方法1:Xbox Game Bar(Windows標準機能)
Windows 10/11に最初から入っている画面録画機能です。追加ソフト不要で、すぐに使えるのが最大のメリットです。
- YouTubeライブをブラウザで開き、全画面表示にする
- キーボードで Win + G を押してGame Barを起動
- 「キャプチャ」ウィジェットの●(録画開始)ボタンをクリック
- 録画を止めるときは Win + Alt + R
- 録画ファイルは「PC > ビデオ > キャプチャ」フォルダにMP4形式で保存される
ざっくり言うと、ショートカットキー2つ覚えればOKという手軽さです。ただし、デスクトップ画面そのものは録画できない(アプリのウィンドウ単位)点に注意してください。
方法2:OBS Studio(高機能・完全無料)
OBS Studioは、ライブ配信者にも使われている定番の録画ソフトです。完全無料でありながら高画質録画に対応し、予約録画やシーン切り替えなど細かい設定もできます。
- 公式サイトからダウンロード・インストール
- OBSを起動し、「ソース」の「+」→「ディスプレイキャプチャ」を追加
- YouTubeライブをブラウザで再生
- OBSの「録画開始」ボタンをクリック
- 配信が終わったら「録画停止」をクリック
初期設定がやや複雑ですが、一度設定してしまえばあとはボタンひとつです。「画質にこだわりたい」「長時間の配信を録画したい」という人にはベストな選択肢です。
方法3:Macの場合はQuickTime Player
Macを使っている人は、標準アプリのQuickTime Playerで画面録画ができます。
- QuickTime Playerを開き、メニューから「ファイル」→「新規画面収録」
- 録画範囲を選択(全画面 or 範囲指定)
- 「収録」ボタンをクリックして開始
- メニューバーの停止ボタンで終了
保存形式はMOVファイルです。MP4にしたい場合は「ファイル」→「書き出す」からH.264形式を選べば変換できます。
iPhone・Androidで録画する方法
iPhoneの場合:画面収録(標準機能)
iPhoneにはiOS 11以降、画面収録機能が標準搭載されています。追加アプリは不要です。
事前準備(初回のみ):
- 「設定」→「コントロールセンター」を開く
- 「画面収録」が一覧にあるか確認。なければ「+」で追加
録画手順:
- YouTubeアプリでライブ配信を開く
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを表示
- 二重丸アイコン(画面収録ボタン)をタップ
- 3秒のカウントダウン後に録画が始まる
- 終了するときは画面左上の赤い時刻表示をタップ→「停止」
Apple公式サポートによると、内部音声(配信の音)は自動的に録音されます。ただしマナーモード(消音)がオンだと音が入らないので、録画前に解除しておきましょう。
Androidの場合:スクリーンレコード(標準機能)
Android 11以降にはスクリーンレコードが標準搭載されています。
- 画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを表示
- 「スクリーンレコード」(または「画面の録画」)をタップ
- 「デバイスの音声」を録音するにチェックを入れて「開始」
- YouTubeアプリでライブ配信を再生
- 終了するときは通知バーの「タップして停止」を押す
機種によってボタンの名称や位置が異なりますが、基本的な流れは同じです。
YouTube Premiumなら公式にオフライン保存できる
じつはYouTubeには、公式に動画を保存する方法が1つだけあります。それがYouTube Premiumの「一時保存」機能です。
2026年2月現在、YouTube Premiumの料金は以下のとおりです。
- 個人プラン:月額1,280円
- ファミリープラン:月額2,280円(最大5人)
- 学生プラン:月額780円
Premium会員になると、動画の再生画面に「オフライン」ボタンが表示されます。タップするだけでスマホに一時保存され、最大29日間オフラインで視聴できます(YouTube公式ヘルプより)。
ただし注意点もあります。
- ライブ配信中は保存できない(アーカイブ公開後のみ)
- 29日を過ぎると再ダウンロードが必要
- Premium解約後は保存済み動画も見られなくなる
- PCブラウザでの一時保存はChrome・Edge・Firefox・Operaのみ対応
要するに「レンタル」に近い仕組みです。永久保存には向きませんが、規約に違反しない唯一の公式な方法である点は大きなメリットです。
録画する前に知っておくべき注意点
YouTubeライブの録画には、法律やルールの面でいくつか気をつけるべきポイントがあります。
YouTube利用規約ではダウンロード・録画は原則禁止
YouTubeの利用規約では、YouTube上のコンテンツを「YouTubeが明示的に許可した方法以外でダウンロード」することを禁止しています。つまり、画面録画ソフトを使った録画は利用規約に違反する可能性があります。
日本の著作権法では「私的使用」はグレーゾーン
一方、日本の著作権法第30条では私的使用のための複製が認められています。個人で楽しむ目的であれば違法にはなりにくいとされていますが、以下の場合は完全にアウトです。
- 録画した動画をSNSやサイトにアップロード → 著作権侵害
- 録画した動画を販売・配布 → 著作権侵害
- 違法にアップロードされたコンテンツだと知りながら録画 → 違法ダウンロードに該当する可能性
まとめると、「自分だけで見返す目的なら法律上は問題になりにくいが、YouTubeの利用規約には反する」という微妙な立ち位置です。あくまで自己責任で判断してください。
FAQ
YouTubeライブのアーカイブは配信後いつ見られるようになる?
配信終了後、数分〜数時間で視聴可能になります。長時間の配信ほど処理に時間がかかるため、すぐに見られなくても焦らず待ちましょう。12時間を超える配信はアーカイブが作成されません。
YouTubeライブを録画するのは違法?
日本の著作権法では私的使用のための複製は認められていますが、YouTubeの利用規約では原則禁止されています。録画した動画を他人に共有・販売・アップロードすると、著作権侵害として違法になります。個人で見返す目的に留めてください。
iPhoneの画面収録で音が入らないのはなぜ?
マナーモード(消音モード)がオンになっていると、内部音声が録音されません。録画前にiPhone側面のスイッチでマナーモードをオフにし、音量を上げてから録画を開始してください。
Xbox Game BarがないWindows PCではどうすればいい?
Windows 10以前やGame Barが無効なPCでは、OBS Studio(無料)をインストールするのがおすすめです。公式サイトからダウンロードでき、Windows・Mac・Linuxに対応しています。
YouTube Premiumの一時保存とスクリーン録画はどう違う?
YouTube Premiumの一時保存はYouTubeが公式に提供する機能で、利用規約に違反しません。ただし最大29日間の期限付きで、Premium解約後は視聴できなくなります。スクリーン録画は永久保存できますが、利用規約に反する可能性があります。
参考文献
- ライブ配信のアーカイブ — YouTube ヘルプ
- YouTube Premium を活用して動画をオフラインで視聴する — YouTube ヘルプ
- iPhone、iPad、iPod touch で画面を収録する — Apple サポート
- OBS Studio 公式サイト — Open Broadcaster Software
- 利用規約 — YouTube






